• 昔書いていた36話（友情系）の転載です。
• 特に加筆修正は行ってません。
• 菊不二前提で書いていたような気がする。
• 巴は出てきません。
• 初出:2003年

＊＊＊

最近、不二が一年生ばっかり構ってる。

　

ダブルスだかミクスドだか知らないけど、

なんか面白くない。

タカさんとは良いコンビだなーとか思うときもあるけど。

（でも意外と弱いよね）

将来有望とか鍛え甲斐あるとかスミレちゃんも言うけど

そんなことどうだって良いんだ。

不二と一年組ませるなんてとんでもないよ。

もったいない。

ペアじゃ不二を１００％生かすことなんて無理だもん。

ま、不二の１００％なんて見たこと無いような気がするけど。

あの天才的プレイが損なわれるなんて、絶対イヤ。

誰かが不二の足を引っ張るのなんて見たくないよ。

ペア、反対！

（何より俺以外の誰かが隣にいるなんてもってのほか！）

　

そういったら、不二は俺にちゅーしてくれた。

そんな俺が好きなんだって。

よくわかんないけど。いいや。らっきー。

　

ん？ちゅー言うなって？いいじゃん！

　

　

　

こねこがにひき

　

　

　

最近、英二がかわいい。

　

なんて言うか毛を逆立てた子猫みたいでさ。

一年といる僕をみると。

自分だって、大石といつも一緒にいるくせにね。

ペアはペア。

僕たちは僕たち。

ホントは自分でも分かってるクセにね。

無意識なのかな？

（そこがまたかわいい！）

僕の１００％が見たいから１年生と組むの反対なんだって。

（でもホントはもっと他のことが言いたかったんじゃない？）

どっちにしろ、まあ、これがヤキモチってやつなのかな？

これも無意識？だったらちょっと残念だな。

すこしは自分の気持ちに気づこうよ。

でも、そんなところが、英二っぽくて好きなんだな。

英二にキスしたら言ってあげよう。

　

そういえば、なんで英二ってちゅーっていうんだろ？

　

　

ＥＮＤ