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本文なし
*チェリー・ピンク2
彼女の姿を捕らえた瞬間目に飛び込んで来たのは
淡い、彼女らしいチェリー・ピンクの唇。
マジヤバイ。
目が離せない。
そのとろっとしたカンジの唇はいかにもオイシソーで。
自制。
自制。
俺の方が年上なんだから余裕持たなきゃ。
だけど、彼女が身につけた俺からのプレゼントを褒めるのが精一杯で。
もうそれ以上の余裕はない。
これって俺のために装ってくれたんだよね。
面と向かって訊ける程のパワーは既に無い。普通装うのでイッパイイッパイ。
普段からニヤけた顔がより一層崩れ落ちそうだ。
キスしたい。マズイ。マジでキスしたい。
ここんところハードな毎日で、ぶっちゃけ死にそーだったけど、
忘れた。今、忘れた。
ヤバイよ!カワイすぎだって、巴ちゃん!
って、一人浮かれて歩いていたものの、なんか変。
巴ちゃん、なんか上の空だよね。
沈んでいるっていうか、らしくないよね。
いつものキミなら言い方は悪いかもだけど
うるさいぐらいにぎやかで、華やかなのに、さ。
「巴ちゃん!!!!」
大声で呼んでみたものの、心がどこかに行っちゃったみたいで。
返事も心許なくて。
もしかして、俺、浮かれ過ぎちゃって変なことでも言ったかな?
それとも、怒らせた?
今日はキミ以外のどの女の子も眼中に入らないし
振り返ってもいないし、その事じゃないよね。
ああ!それとも!
他に好きな奴が出来たとか…言い寄られてるとか!
合宿の時も思ったけれど、キミって人気者だからね。
それこそ身近にいる越前君とか青学の連中なんて危険すぎるよ。
ルドルフの連中とか不動産中の連中なんかとも仲が良いみたいだし。
キミの心はどこにあるんだい?
俺にあるって信じてていいのかな?
あー…マジで余裕無いね、俺。かっこわるー。
「どーしちゃったの?ずっと、何か考え込んじゃってさ、
…あっ、もしかして俺キミに何かしちゃった?怒らせたかな?」
今日初めて彼女を正面からのぞき込んでみる。
相変わらずつややかな唇はなんとも魅力的で
そのまま、キスしちゃおっかなーなんて誘惑に駆られちゃうけど
ここはグッと我慢、我慢。
あくまで真剣なんだから。
そんなコトしたら本当に嫌われかねないもんね。
彼女のことに関してだけは、ラッキーは左右しない。
やっぱりキミが俺のラッキーの女神様だからかな。
「ごめんなさい!も~ぜんっぜん大丈夫です!」
当の女神様は取り繕った笑顔で俺にそう言う。
もー、なんなんだろうな?明るく振る舞っちゃって、さ。
俺には言えないことなのかな?ちょっとショックかも。
でも、俺を気遣うキミ、そんなキミも好きなんだよね。
イケナイ男だ。千石清純。
「じゃ、気を取り直して今日は頑張って遊んじゃおっか」
「はい!頑張りましょう!」
そういって歩き出そうと前に伸ばした彼女の右手をさりげなく絡め取る。
ちらと彼女を見ると、なんと真っ赤になって驚いた表情。
初めて繋いだわけじゃないのに、俺もなんだか照れくさくなってくる。
「さて、俺の女神様は遊園地に着いたらどうしたい?」
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*チェリー・ピンク2
彼女の姿を捕らえた瞬間目に飛び込んで来たのは
淡い、彼女らしいチェリー・ピンクの唇。
マジヤバイ。
目が離せない。
そのとろっとしたカンジの唇はいかにもオイシソーで。
自制。
自制。
俺の方が年上なんだから余裕持たなきゃ。
だけど、彼女が身につけた俺からのプレゼントを褒めるのが精一杯で。
もうそれ以上の余裕はない。
これって俺のために装ってくれたんだよね。
面と向かって訊ける程のパワーは既に無い。普通装うのでイッパイイッパイ。
普段からニヤけた顔がより一層崩れ落ちそうだ。
キスしたい。マズイ。マジでキスしたい。
ここんところハードな毎日で、ぶっちゃけ死にそーだったけど、
忘れた。今、忘れた。
ヤバイよ!カワイすぎだって、巴ちゃん!
って、一人浮かれて歩いていたものの、なんか変。
巴ちゃん、なんか上の空だよね。
沈んでいるっていうか、らしくないよね。
いつものキミなら言い方は悪いかもだけど
うるさいぐらいにぎやかで、華やかなのに、さ。
「巴ちゃん!!!!」
大声で呼んでみたものの、心がどこかに行っちゃったみたいで。
返事も心許なくて。
もしかして、俺、浮かれ過ぎちゃって変なことでも言ったかな?
それとも、怒らせた?
今日はキミ以外のどの女の子も眼中に入らないし
振り返ってもいないし、その事じゃないよね。
ああ!それとも!
他に好きな奴が出来たとか…言い寄られてるとか!
合宿の時も思ったけれど、キミって人気者だからね。
それこそ身近にいる越前君とか青学の連中なんて危険すぎるよ。
ルドルフの連中とか不動産中の連中なんかとも仲が良いみたいだし。
キミの心はどこにあるんだい?
俺にあるって信じてていいのかな?
あー…マジで余裕無いね、俺。かっこわるー。
「どーしちゃったの?ずっと、何か考え込んじゃってさ、
…あっ、もしかして俺キミに何かしちゃった?怒らせたかな?」
今日初めて彼女を正面からのぞき込んでみる。
相変わらずつややかな唇はなんとも魅力的で
そのまま、キスしちゃおっかなーなんて誘惑に駆られちゃうけど
ここはグッと我慢、我慢。
あくまで真剣なんだから。
そんなコトしたら本当に嫌われかねないもんね。
彼女のことに関してだけは、ラッキーは左右しない。
やっぱりキミが俺のラッキーの女神様だからかな。
「ごめんなさい!も~ぜんっぜん大丈夫です!」
当の女神様は取り繕った笑顔で俺にそう言う。
もー、なんなんだろうな?明るく振る舞っちゃって、さ。
俺には言えないことなのかな?ちょっとショックかも。
でも、俺を気遣うキミ、そんなキミも好きなんだよね。
イケナイ男だ。千石清純。
「じゃ、気を取り直して今日は頑張って遊んじゃおっか」
「はい!頑張りましょう!」
そういって歩き出そうと前に伸ばした彼女の右手をさりげなく絡め取る。
ちらと彼女を見ると、なんと真っ赤になって驚いた表情。
初めて繋いだわけじゃないのに、俺もなんだか照れくさくなってくる。
「さて、俺の女神様は遊園地に着いたらどうしたい?」
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